お掃除機能付きエアコンのお手入れは必要?

2003年3月に富士通ゼネラルより発売された「nocria」を皮切りに、これまで多くの家電メーカーがエアコンにフィルター自動清掃機能を搭載してきました。

近年その普及率も上昇の一途で、私どもが手掛けるエアコンクリーニングにおいても、取扱いの約半数がこのフィルター自動清掃タイプのものです。
このお掃除機能がついている利点はなんといってもフィルター掃除の手間いらず!これに尽きるではないでしょうか?
参考までに、フィルターに目詰まりがある状態とない状態でエアコン(2.2KW)を使用した場合、電気代に換算すると年間約700円の節電効果が得られます。
(※経済産業省資源エネルギー庁 上手な省エネ方法より抜粋)
フィルター掃除を機械本体にお任せ、またそれが節電効果にも繋がるという事はとても大きな魅力だと思います。
ただ、よくお客様から「フィルター自動お掃除機能付きエアコンをせっかく買ったのに、ニオイが気になる」という声を耳にします。
そこで、そもそもお手入れは必要なのか?そんな疑問にお答えしていきたいと思います。

機種により、そのお手入れ方法は異なります。

フィルター自動お掃除機能付きエアコンという名称で一括りにされていますが、実は機種によりそれぞれ仕様が異なります。

ここでは、機械本体で自動清掃した後のホコリの後処理について触れさせて頂きます。

Ⅰ屋外への排出方式
Ⅱダストボックス式

自動清掃されたホコリは、Ⅰ屋外への排出方式の場合、屋外へ排出されます。またⅡダストボックス式の場合はダストボックスといういわゆるホコリを溜めておく格納室のような場所に一旦収まります。
ダストボックス式は溜まったホコリを定期的に捨てなければなりません。※お手入れの目安はメーカーにより異なりますので、詳しくは取扱い説明書をご参照ください。
お手入れといっても、今まで月1~2回(メーカー推奨)されていたフィルター掃除のことを思えばだいぶ手間が省けていると思いますが、念のため現在ご使用のエアコンがホコリを屋外へ排出方式なのか、ダストボックス式で一旦格納されるものなのかご確認されてみては如何でしょうか。

※参考 実際ご使用のお掃除機能付きエアコンのダストボックスの状態
フィルターの状態 DSC04445a

フィルターのお手入れは本当に不要?

空気中のホコリをエアコンが吸い込み、またフィルターに溜まったその汚れを自動的にお掃除してくれる便利な機能が搭載されていますのでお手入れ不要と思われがちです。
但しこのフィルター、油分には非常に弱い面を持っております。例えばリビングでエアコンをご使用の場合、キッチンが隣接しているお部屋を数多くお見掛けします。
キッチンで油を使用し調理することも当然あろうかと思いますが、この粘着質の強い油が空気中のホコリと融合しエアコンに吸い込まれた場合、フィルターが目詰まりを起こし空気の流れを遮断してしまいます。
フィルター本来の機能を遮断された状態で使用しますと、機械としての効率も落ちます。また気が付けば、節電どころか電気代が昨年より上がってしまった!という事態になり兼ねません。
特にキッチンに隣接したリビングでエアコンをご使用の場合は、自動清掃機能を過信せずマメにフィルターをチェックし場合によっては清掃(水洗い)などもお勧めします。

フィルターのお手入れについて、詳しくは本サイトトップページの「自分でエアコン掃除!スッキリ仕上げるポイントは?」のフィルターの水洗いのコツの項をご参照ください。

※参考 実際ご使用のお掃除機能付きエアコンのフィルターの状態
エアコンフィルターの目詰り

 

エアコンのイヤなニオイの正体

フィルター自動お掃除機能付きエアコンについてはその名が示す通り、あくまで室内の空気中のホコリを吸い込んだフィルターを機械が自動でお掃除してくれるというものです。
ただイヤなニオイのもととなるのは、やはりカビに他なりません。このカビはエアコン表面部より、機械の内部(奥の方)に発生する場合が殆んどです。
フィルターを自動でお掃除してくれる便利な機能をもってしても、根本的なニオイのもととなるカビを除去することは出来ません。

カビの予防策など、「エアコンと臭い」に詳しく記述がございますので併せてご参照ください。

※参考 実際ご使用のお掃除機能付きエアコンの機械内部の状態
DSC04404a

 

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