結局、冷房運転と除湿運転の電気代ってどっちがお得なの?

すっかり気温も暖かくなり、過ごしやすい季節となりました。とはいっても暑い夏はもう目の前、またエアコンがなくてはならない時期となりますね。

夏場にエアコンはどのように使われているのか?

さて今回はそんな暑い夏を迎えるにあたり、これから使用の機会が増える冷房運転と除湿運転について電気代の面から皆様にお役にたてる情報をご紹介いたします。

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その前に、夏場冷房運転と除湿運転がどのように使われているかを、東京電力が2009年7月に発表した調査から少し紐解いてみます。

その資料によると、夏場に「冷房運転と除湿運転を併用で使用している人の割合が全体の47.4%」となっています。約半数の方が併用運転されています。さらに、除湿運転にスポットを当てその使用状況の割合をみると、冷房運転を併用し使用する場合を含め全体の65.5%の人が夏場に除湿運転を使用していることが明らかになりました。

では、それだけ多くの方が除湿運転をなぜ使うのか疑問に思い、その理由を調べてみると…

全体の32.8%の方が「電気代が安いと思うから」除湿運転を使用しているようです。

本当に除湿運転は冷房運転より電気代が安いのか

「冷房より除湿のほうが電気代が安くつく」…確かによく聞きますね。では果たして、除湿運転のほうが冷房運転より電気代が抑えられるのは本当なのでしょうか?

その回答の前に、まず冷房運転と除湿運転の違いからみていきたいと思います。

「冷房運転」は空気を冷やすことで、室内の温度を下げ、除湿量も減らしています。それに対して、「除湿運転」は温度をできるだけ下げずに湿度をへらすことです。以前のエアコンに搭載されている除湿運転は「弱冷房除湿」という方法で、空気の温度をあまり下げずに除湿を行っていたため、あまり除湿効果が高いとは言えない面がありました。

そのため、最近のエアコンに搭載されている「除湿運転」は以前の除湿方法と違った運転方法が採用されています。それは「再熱除湿」と呼ばれる方法です。「再熱除湿」とは、空気を強く冷やすことで除湿量を増やし、そのまま強く冷やされた空気を出すと寒くなりすぎるので、空気を再度暖めなおしてから部屋に空気を吹き出す方法です。

一度冷やしてまた暖める?

これは電気代が増えそうな予感がしますね。

先ほど登場した調査にエアコンの電気代についての資料もあるので、そちらで見てみます。

比較されているのは、「冷房運転」と「除湿(弱冷房除湿)」と「除湿(再熱除湿)」の3つの方法です。設定温度24度での結果は、冷房運転が11円/h除湿(弱冷房除湿)が4.1円/h除湿(再熱除湿)が14.9円/hとなりました。やはり再熱除湿が一番高いという結果がでました。

まとめ

除湿運転と冷房運転はどちらが電気代がお得なのか調べてみましたが、まず除湿運転に2つの方法があることがわかりました。弱冷房除湿と再熱除湿の2つです。弱冷房除湿と冷房運転を比べると、確かに弱冷房除湿のほうが電気代が安いと言えますが、再熱除湿の場合は冷房運転より電気代が高くなると言えます。

自分の家にあるエアコンの除湿方法を調べてみて、除湿方法によって冷房運転と除湿運転の使い分けをされたほうが良さそうです。除湿運転の方法はメーカーのホームページ等で知ることができますので、参照してみてください。こと電気代だけ捉えるならば、昨今の各メーカーのエコを意識した機器製造に注力している点を鑑みても、あまり除湿運転に拘らなくともいいのかもしれませんね。

【参考資料】『エアコンの「冷房」と「除湿」の上手な使い方』について 〜「除湿」に関する使用状況のインターネット調査を実施〜(東京電力「プレスリリース2009年7月」)

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