いよいよ、花粉症の季節がやってきましたね。そこで花粉症について、エアコンも含めた対策をご紹介します。
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まずは花粉について
花粉症の原因となる代表的なものがスギ花粉、そのスギ花粉ですが、大きさはだいたい直径30μm(0.03mm)と言われています。スギ花粉が見えるという人もいるくらい、みなさんが思っているより意外に大きいです。
よくエアコンを使用するととスギ花粉が舞うと思われがちですが、エアコンの風量では床に落ちたスギ花粉が再び空中に浮遊することはほとんどないと言われています。その代わり、家の中で子供が走り回ったり、掃除機の排気で舞い上がることはあるようです。
室内に花粉を入れないために
外から入ってくる花粉に対してどう対応するかが大事です。花粉は窓や換気口、洗濯物に付着して室内に入ってきます。そのため、できるだけ花粉を室内に入れないように注意することが必要です。
朝から雨が降っている日などは花粉の飛散量も少なくなるため、そういった日に窓をあけて換気を行ってください。
換気口にフィルターを貼り付けるシートが市販されており、使用することで花粉をブロックできます。
洗濯物についてはできるだけ室内干しを行うのが有効です。また、外から帰ってきたら、玄関前で付着した花粉を落とすことを忘れないでください。
エアコンや空気清浄機をつかって、花粉を除去する
どんなに頑張っても、花粉は室内に入ってくるため、できるだけ早く除去することが大事です。なぜなら、ホコリと一緒になるとさらにアレルギー症状を悪化させることになるからです。そのため、落下した花粉はフロアーモップなどを使って早めに取り除きましょう。
さらに浮遊している花粉に対しては空気清浄機で取り除きましょう。
最近では、エアコンの空気清浄機能が充実しており、PM2.5にも対応したものもございます。花粉症がひどい方はエアコンの空気清浄機能にも着目して選んでみると良いかもしれません。
空気清浄機能がついていないエアコンでも、安心して下さい!
吸気口用(エアコンの上部)のフィルターを使うと花粉をキャッチすることができます。
エアコンと空気清浄機を併用する時は、空気の流れを意識して、エアコンの対角線上に空気清浄機を置く効果的です。
こまめなフィルター掃除が大事
空気清浄機もエアコンのフィルターも掃除をこまめに行うことでその性能を発揮できます。花粉が気になる時期は特に意識してフィルターの掃除を行ったほうがよいです。エアコンの掃除については、自分でエアコン掃除!スッキリ仕上げるポイントは? を参考にしてみてください。
花粉症の季節に備えて、エアコン分解クリーニングで内部にたまったホコリやカビを完全に取り除いておくことをおすすめします。