真空引きとは
エアコン工事の工程の中に「真空引き」という作業があります。
真空引きとは、真空ポンプを使用して配管内部の空気を取り除く作業のことです。
取り付けをする前の配管内部には空気が入っています。空気が入った状態で冷媒ガスを充填してしまうと、空気中に含まれる水分が凍り、狭い配管内部を塞いでしまう可能性があります。配管内部が塞がってしまうと、冷媒ガスが上手く循環することができず、エアコンが正常に機能しなくなり、故障の原因となる恐れがあります。
そのため、冷媒ガスを充填する前に、配管内部の空気や水分を取り除く必要があり、弊社ではエアコンを取り付けする際は必ず真空引きを行っています。