冷房を使った後は送風で水分を飛ばそう!
夏場に冷房をつけてみたら嫌な臭いがするという経験はありませんか?エアコンの嫌な臭いの原因の多くは内部に繁殖した黒カビだと言われています。
エアコン内部に黒カビが繁殖するのは、冷房を使用した際にエアコン内部に溜まる水分が要因です。冷房を使用すると、冷たくなった熱交換器に水滴がつき、エアコン内部に大量の水が溜まります。
特に最近のエアコンは熱交換器に厚みがあるため、水が溜まりやすくなっています。この溜まった水分をそのままにしておくと、臭いの原因である黒カビがエアコン内部に繁殖してしまいます。
カビの繁殖を抑制するための方法として、エアコン内部の水分を乾燥させる必要があります。冷房使用後に送風運転を行うことで、溜まった水分が乾燥しカビの発生を抑えることができます。
しかし、毎回送風運転を行うのは面倒というお客様には、エアコンの機能である「内部クリーン運転」という、冷房(または除湿)運転後に室内機内部を乾燥させ、黒カビや雑菌の繁殖を抑制する機能を自動設定にすることで、毎回送風運転をしなくてもエアコンが自動で内部乾燥をしてくれます。(各メーカーによって名称は異なります)
※内部クリーン運転はエアコン内部の汚れを清掃する機能ではありません。また、運転を行うと室内機を乾燥させるため使用時は部屋の温度が上昇することがあります。
送風運転や内部クリーン運転を利用し、黒カビの繁殖を抑えることができれば、臭いの悩みも解消できるかもしれません。