寒冷地でのエアコン工事の注意点
仙台支店や新潟支店の管轄エリアは冬場になると氷点下まで気温が下がり積雪も多く、通常とは異なった追加工事や部材が必要になることがあります。
今回は雪が積もる地域でのエアコン工事の注意点をご紹介いたします。
■冬場の工事日程について
雪が多く積もる北海道及び東北6県では冬場の積雪や気温の影響で電気工事の対応が難しい時期があります。地域によって異なりますが、12月半ばから5月頃までの期間、天候や積雪の状況によってはお客様の希望するお日にちに添えない場合がありますので、予めご了承下さい。
■寒冷地の追加工事
雪が多く積もる地域では室外機を地面に設置すると、雪に埋もれてしまい正常に作動せず、雪の重みやつららによって破損する恐れもあるため、室外機は高置台(平地置架台)を使用し地面から高い位置に設置します。
また、室外機の設置場所がベランダやバルコニーではなく、屋根もない場合は雪が入り込まないよう、防雪フードを取り付けることもあります。
■寒冷地でのエアコン工事に関する注意事項
寒冷地では冬場の暖房器具はストーブが使用されている建物が多く、エアコンが取り付けできる環境が整っていない場合があります。エアコンを購入されたお客様でこれから取り付けする際に一番注意して頂きたいのが専用電気配線の有無です。(専用電気配線については、4コマ漫画「エアコン工事・専用電気配線」をご参照下さい。)エアコンを取り付けする際は必ず専用のコンセントが必要になりますので、事前にご確認をお願いします。
また、室外機の設置方法は積雪の影響を受けないよう、建物の屋根の位置や架台を確認する必要があるため、現場を訪問した際にご相談させていただきますので、施工の内容によっては取り付けまでに数日かかる場合もありますので、予めご了承下さい。